やあ(/・ω・)/おてもとブログのおてもとです。
電子書籍やオーディオブックが最近流行っていますが、やっぱりアナログな紙の本もいいところがあります。
今回の記事はデジタル化が進んだ時代でも紙の本を選ぶ理由としてメリット5選をご紹介したいと思います。 デジタル化は便利だけどアナログの良さを文字で知りたい方は必見です。
この記事でわかること
- 紙の本を愛用している方
- 電子書籍と紙の本でどちらがいいか知りたい方
- 紙の本のメリットを知りたい方
読んだほうがいい人
- 紙の本をもっと好きになる
- 電子書籍と紙の本のいいところを理解できる
- 紙の本のメリットを理解できる
紙の本のメリット5選[デジタル化に負けないメリットがある]
私が紙の本を使用して感じたメリット5選をまとめてみました。
ココがGOOD!!
- 「実物」があることで5感を刺激できる
- 電気や回線がつながっていなくても読める
- 記憶に定着しやすい
- 読み終わったら売れる
- 貸し借りができる
この記事を見ている時点で読み物がデジタルコンテンツ化になっていることはもうお気づきかと思いますが、「紙の本」の良さと行ったら「実物」があるということにつきます。
近くにある紙の媒体を手にとってみてください。紙の本の重さや厚さ、ページをめくった時に鳴るパラパラという音、紙の独特の匂い、表紙のセンス(派手やシンプル)などなどさまざまな感触を5感で感じることができます。
人間は5感を刺激されることでその電気信号をダイレクトに脳へと伝えることができるため、デジタル化が進んだこの時代でも紙の本を選ぶという方は少なくありません。
今回はメリット5選として紙の本も捨てたもんじゃないということを解説していきたいと思います。
「実物」があることで5感を刺激できる
あなたは図書館へ行ったことがありますか? 県立図書館や学校の図書館など誰もが一回は入ったことがある場所ですが、本がズラーッと並んだ景色は壮観ですよね。漫画や小説のシリーズは1巻から最終巻まで集めたくなってしまうと思います。 電子書籍にはない「実物感」があるからこそ紙の本はその効果を発揮することができます。
紙の本を読むことで得られる5感への刺激の例
5感 | 具体例 | 効果 |
---|---|---|
視覚 | 本の表紙や背表紙の巻数など | 所有欲を満たせる |
聴覚 | ページをめくったパラパラ音、本を積み上げたときのドサッという音 | 目だけでなく耳まで読書を楽しめる |
嗅覚 | 本の独特の匂い、本屋の落ち着いた匂い/雰囲気 | 心を落ち着かせリラックスした状態で本を読める |
触覚 | 本の重さや厚さ、質感など | 本を読むという実感が高く得られる |
味覚 | 本は食べられません | 目、耳、鼻、手で読書を味わえる |
本は目だけを使う作業だと思っている方は勘違いをしています、実は読書するということは目、耳、鼻、手4つの感覚を使っていると言えるのです。
上記の表をみるとわかりますが、電子書籍を使っている方はこの感覚を味わえないので紙の本を利用している方の特権とも言えます、電子書籍に移る前に紙の本を手に取って実感を感じてみましょう。
電気や回線がつながっていなくても読める
電子書籍はネットにつながっていないと本をダウンロードすることすらできません。
「いやいや電子書籍はあらかじめダウンロードしておけば、ネットに繋がっていなくても読めるよ」という方もいるかもしれませんが、実はこのダウンロードという行為がとっても手間なんです。
紙の本を買ったらすぐ読めるのですが、電子書籍はダウンロートという行為を一回挟まなければなりません、いくらダウンロードが早いからと行ってこの数秒という時間が読書の意欲をガッツリ削っていきます。
さらに電子書籍は充電がないと読書をしたくても途中で中断するか、アダプタを挿さないと読書を継続することができません、電子書籍の専用のリーダーは充電が最大で1週間ほど持つことが当たり前ですが、ダウンロードを手間に感じるめんどくさがりやな人にとっては苦行です。
充電ができるスポットに移動しないといけませんし好きな体勢で本が読めません、ですが紙の本はその手間がないため初めから読書のハードルを下がった状態で読書に望むことができます。
記憶に定着しやすい
紙の本と電子書籍ではどちらが記憶に定着しやすいのかは上記の5感を刺激しているという点で紙の本が圧倒的に定着しやすいです。
例えば学校で嫌というほど覚えた英単語はどのように覚えましたか? 多くの方が英単語を発音したあと紙に数回かいて覚えたと思います、これは人間の脳の仕組みで単語や公式などを暗記する場合は5感を刺激しながら覚えると効果的なのです。
- 英単語を覚える時に使われる5感の例
- 英単語を発音する → 発音器官で単語が脳に定着
- 発音された英単語を聞く → 耳で聞き取った英単語が脳へ定着
- 英単語を紙に書き出す → ペンを動かした時手の感覚が脳へ刺激を与える
- 紙に書かれた単語を見る → その単語を視覚的に見て脳へ定着が進む
このように4つの刺激が加わることにより紙の本での刺激は電子書籍から受ける刺激に比べると圧倒的に高く、記憶に定着しやすいのです。 電子書籍にもメリットはありますが、英単語帳や教科書などは紙媒体のほうが記憶に定着しやすいので学生や社会人で勉強している方は紙の本で勉強することをおすすめします。
読み終わったら売れる
紙の本は読み終わった後ある程度きれいな状態であれば古本屋やメルカリなどへ高く売ることができます。
上記は私が紙の本から電子書籍へ移行した時に保有していた本をブックオフへ売ったときの金額です。
かなり安くなっていますが全巻セットなどはメルカリでこれ以上に高く売ることができるので売る手間を割くことができる人は紙の本がおすすめです。
また、ブックオフに実際行ってみてわかったことですが、古本屋は紙の状態は悪いものの電子書籍の割引よりも安く本を買うことができます。
昔は「ワンピース」や「NARUTO」などの人気コミックスは最低でも300~500円以上するのが当たり前の時代だったのですが、最近は100円くらいが相場で中古ということを気にしなければ圧倒的に紙の方が安く本を手に入れることができます。
紙の本は貸し借りができる
電子書籍はアカウント情報さえ共有されていればどの端末でもログインができますが、ちょっと怖いですし他人に電子書籍を見させるのも法律的にグレーゾーンになることもあります。ですが紙の本は友人や家族に気兼ねなく貸し借りができます。
本を貸し借りすることで生まれるコミュニケーションやつながりはとても大切なもので、これは電子書籍では創りえないものだと思っています。
例えば私が中学校の時にクラスの女子になぜか本を貸された?ことがあります、その本は「武士道シックスティーン」というタイトルだったことを今でも覚えていますがそれがきっかけで仲良くなれたということもあります。(当時活字が苦手で全く読まずに返却したクズなのですが、、)
今思うとこれが電子書籍だった場合には、貸し借りすることで生まれたコミュニケーションはなくなっていたと思いますし、本のタイトルも思い出せなかったと思います。 紙の本は人間の脳のメモリーに深く思い出を定着させる力をもっているので、淡い青春の記憶やつらい過去までも本とともに刻むことができ、脳にアルバムとして保管されます。余談ですが今この記事を書いていてふともう一度「武士道シックスティーン」を読んでみようかなと思った自分に驚きました。紙の本ってほんとにすごいですよね。
電子書籍のメリット
電子書籍のメリットもまとめてみました。
ココがGOOD!!
- 紙の本より安く買える
- 紙を使わないので環境にやさしい
- 本棚がいらないので部屋のスペースが広くなる
- 防水端末ならお風呂でも読める
- 目が疲れないE Ink技術で寝る前に読んでもぐっすり
- 持ち運ぶのにかさばらないし、オフラインでも読める
- わからない単語はすぐ検索できる!
詳しいことは下の記事で解説していますが、電子書籍のメリットはデジタル化したことで得られる目に見えないメリットにあります。
紙の本では5感を刺激してダイレクトにメリットとしてあらわれましたが、電子書籍はデジタル化という目に見えない電子データのためメリットがわかりにくいということと電子書籍のメリットというよりも電子書籍リーダーの性能やコスパの点でメリットを感じることが多いです。
紙の本と電子書籍を比較したい方はぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
紙の本を捨て電子書籍にして感じたメリット7選[年間300冊も読めました]
紙の本のメリットまとめ
今回の記事を以下にまとめてみました、このまとめに当てはまっている方は電子書籍という考え方は捨てて「紙の本を選ぶ」という信念を貫き通せば間違いなしです。
この記事のまとめ
- 紙の本で5感を刺激し、人生を過ごしたい方
- ネット回線や充電などに囚われたくない方
- 記憶に定着することを目的として読書をされる方
- 読んだ本はさっさと売りたいという方
- 紙の本を通じて得られるつながりを求めたい方
以上紙の本のメリット5選でした、電子書籍も気になっている方は以下の記事をチェックしてみてください。
紙の本を捨て電子書籍にして感じたメリット7選[年間300冊も読めました]